紅葉の奥多摩、鶴峠~風張峠をサイクリング。Fitbitのレビュー

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大田原マラソンを3日前に控え、調整のため久々にロードバイクに乗ってみることにした。ランニングとしてはこれ以上負荷をかけず、自転車で身体をほぐすつもりだ。紅葉の時期の奥多摩を走ってみたいという目的もある。

12月に入ると山の中は寒いので、今年は峠も上り納め。日中は気温20度まで上がったが、やはり下りは体が冷えた。11月後半の週末は期待通り紅葉が見事で、観光客も大勢押し寄せていた。

奥多摩Strava奥多摩Strava

Fitbit Charge 2をStravaと併用してみたところ、帰りの武蔵五日市あたりでスマホのGPSが飛んでゴールと記録されてしまった。

そこまでの区間で、サイクルコンピューターの走行距離は128km、Stravaは114km、Fitbitは101.4km。StravaとFitrbitは同じスマホのGPSを参照しているはずなのに、10km以上差があるのは不思議だ。

奥多摩Fitbit

クロストレーニングの効果は怪しい

今日は午前中から睦橋通りを西に向かう車が多く、圏央道のIC付近は渋滞していた。武蔵五日市駅を抜けて林間部に入ると、ペースの速いロード乗りがいたのでがんばって後ろについていった。

前回走った都民の森とはコースを変えて、上川乗の交差点を左折して鶴峠に向かうことにした。甲武トンネルへの上りはちょうどいいウォーミングアップ。序盤は調子がよかったが、その後の鶴峠はきつかった。

甲武トンネル

先月のハセツネ、来週の大田原マラソンに向けて、しばらくランニングの練習ばかりしていた。ロードバイクは月に1回程度しか乗らなかったので、さすがに必要な筋力が落ちたようだ。

トライアスロンでいう「クロストレーニング」の効果は気休めに過ぎないのかもしれない。心肺機能は各種目共通して鍛えられるが、ランとバイクで使う筋肉はほとんど違うと思う(だからレースで2種目続けられる)。

鶴峠の途中にある和菓子屋

鶴峠に向かう途中で和菓子屋が目に入った。前から建物はあったが、開いているのを見たことがない。次の補給地点、道の駅「こすげ」まではまだ10km以上あるので、試しに寄ってみた

鶴峠の和菓子屋

酒まんじゅう・大福・どら焼き・ドーナツなど、意外と品ぞろえが豊富。しかもすべて80円とリーズナブルだった。

鶴峠の和菓子屋、まんじゅうなど

黄色い酒まんじゅうと大福を1個ずつ購入。大福はやや表面が乾燥していた、問題なく食べられる。

大福と黄色い酒饅頭

黄色いまんじゅうの中身はあんこだった。普通の白い酒まんじゅうとの違いは、いまいちわからない。お店に人に聞いてみたが、なんと説明されたのか聞き取ることができなかった。

鶴峠は風張峠より低いがきつい

和菓子屋から鶴峠まで、まだ先は長い。単調な坂ではなく、何度かピークを上り下りするので余計に疲れる。途中で見事な紅葉を眺められた。

鶴峠の紅葉

鶴峠の最後の上りは勾配11%を超える。檜原村から小菅村に向かう同じルートで、風張峠を経由するより標高は低いはずだが、なぜかきつい。路面は奥多摩周遊道路ほど整備されていない代わりに、車やバイクの交通量は少ない。

鶴峠

道の駅こすげの売店が増加

鶴峠を下りて、道の駅「こすげ」で200円の唐揚げをいただいた。コロッケは肉なしの具だと1個120円。ファミマの牛肉コロッケは70円なので、それに比べると割高だ。

道の駅「こすげ」の唐揚げ

紅葉シーズンということもあり、道の駅は観光客で混雑していた。相当な山奥だが、松姫トンネルが開通したおかげで甲州街道・中央道からアクセスしやすくなったといえる。

道の駅こすげ

今日はヤマメの塩焼きも450円で販売されていた。さらに鹿肉料理や和菓子の屋台も出店していて、いつもより飲食のメニューが豊富だった。

風張峠も紅葉が見事

小菅村から奥多摩湖に下り、都民の森とは逆側から風張峠を上る。こちらも途中で紅葉したモミジを見ることができた。

奥多摩周遊道路の紅葉

奥多摩周遊道路は鶴峠の何倍も交通量が多い。峠に上る間に、車とバイク数十台とすれ違った。標高は1,000mを超えるが、勾配がなだらかに設計されているおかげか、自転車で上るのは鶴峠より楽に感じる。月夜見第一駐車場も、今日は満車に近いほど賑わっていた。

紅葉の奥多摩とロードバイク

秋冬のシーズンはドリンクボトルが1本で足りるため、サドル後ろのマウントを外して軽量化している。ツールボトルと合わせて2本、フレーム前後のボトルケージに収めた方が重心が下がって安定する。

都民の森の駐車場は満車

風張峠からの帰りは都民の森方向へ下る。途中にある臨時駐車場もほぼ満車だった。

16時台に最後のバスが出るはずだが、この行列を見ると1台に全員は乗れないだろう。臨時バスが出るのか、あぶれた人はふもとまで歩くのだろうか。

1時間ほど歩いた先の「数馬の湯」なら、遅い時間までバスが出ている。急いでいなければ、そこまで歩いてから温泉につかって帰るのもありだと思う。

都民の森のバス待ち行列

都民の森で休憩していたら、日が落ちて気温も下がってきた。風張峠で12度はあったが、日陰のダウンヒルは寒さがこたえる。日中は暑いくらいの陽気だったが、冬用のサイクルジャケットを着てきてよかった。

Fitbit Charge 2のバイクモード

先日購入したFitbit Charge 2をバイクモードで起動したら、距離・心拍数・消費カロリーの他に、現在の時速と平均時速が表示されることがわかった。

しかし冬場はグローブに隠れて時計が見えず、そもそも走行中に片手でボタンを操作するのは危ない。Fitbitの画面を確認するのは、せいぜい信号待ちや休憩のときだけだった。

バイクモードでも、なぜか歩数や階数は記録されるらしい。峠を上って帰ってきたら、Fitbitから「お城バッジ」や累計500階達成の「ヘリコプターバッジ」が届いていた。

Fitbitのお城バッジ

もしまわりにもFitbitを使っている人がいて、獲得したバッジを自慢できればオンラインゲームのように盛り上がると思う。