通販で買える1キロ1,800円以下の格安無添加プロテイン飲み比べ


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膝手術後のリハビリのため、久々にプロテインを飲んでみることにした。

老後に向けて関節症の進行を抑えるには、下半身の筋肉強化が必須。筋トレ後のご褒美にプロテインを飲むようにしたら、モチベーションも上がって目に見えて成果が出始めた。

通販で購入できた最近の格安プロテインをレビューしてみたい。比較のため余計な味付けなしの無添加プレーンタイプを、以下の3種類試してみた。

  1. アルプロン ナチュラルホエイプロテイン プレーン(ドイツ産)
  2. リミテスト ホエイプロテイン プレーンナチュラル
  3. バルク ホエイプロテイン ナチュラル

同じ無添加のホエイプロテインでも、味にかなり違いがあるとわかった。いずれも2020年3月現在、Amazonなら1kg1,800円以下で買える最安価格帯だ。

6月末の「キャッシュレス・消費者5%還元」終了前のまとめ買いに向けて、ご参考にどうぞ。

アルプロンの国内生産・原産地の違い

最初に試したのはアルプロンのドイツ産。

時期によって価格は変動するが、2月のタイミングで1kgパックが1,780円で購入できた。

アルプロンにはなぜか「国内生産」をうたった数10円高いバージョンがある(WPC ALPRON 国内生産)。パッケージに書かれた原産国名はアメリカ合衆国なので、国産プロテインと誤解を招きやすい。

ただし商品説明にある「安心の国内製造」「日本国内工場での生産」という表記は、食品表示法に違反するわけではない。

2017年9月から特定原料だけでなくすべての加工食品に原料原産地表示が義務付けられるようになったが、アルプロンはその点をクリアしている。

この場合はプロテインの原料をドイツかアメリカから輸入して、国内で加工しているという意味だ。日本の製造業者がある程度品質管理しているとしたら、格安製品でも多少の安心材料になる。

乳清タンパクしかない本物の無添加

アルプロン・プレーンの原材料名はシンプルに「乳清たんぱく濃縮物(乳成分を含む)」としか書かれていない。

アルプロンの成分表

アルプロンの成分表

まぎれもなく無添加で、砂糖・保存料・増粘剤・香料などは使用されていない。石けんはミヨシの無添加にこだわるミニマリストとして、この点は評価できる。

プロテインを飲む目的はタンパク質補給なのだから、余計な混ぜ物はいらない。フレーバーや甘みの追加も不要。歯周病の治療中なので、砂糖は極力食べたくない。

運動後の補給黄金比「糖質:タンパク質=3:1」を目指してウイダーのリカバリーパワーを飲んでいた時期もある。しかし糖分は別で摂取した方がリーズナブルだと気づいた。

わざわざ高いプロテインを買って同時に飲む必要はない。糖質が混ざっている分、タンパク質の分量は当然減ってしまう。

ウイダーやザバスが高い理由

保存料を使わない無添加製品は価格が高くなりがちだが、プロテインの場合はなぜか安くなる。

味はともかく品質が大差ないとしたら、価格が2倍もする明治や森永を選ぶ必要はない。昔はそれらしか選択肢がなかったが、今なら通販で得体の知れないノーブランド製品も買える。

アルプロンのホエイプロテイン

ウイダーやザバスの上乗せ分の大半は、どう考えても宣伝広告費だ。マラソン大会に協賛してブースを出しているということは、それなりに出資しているという証拠。

余計な販促・流通費用を抑えた廉価なプロテインを選ぶ方が、消費者としても賢いように思われる。常飲するようになると、CMで演出された「効きそうなイメージ」など、どうでもよくなる。

近年はビックカメラのような家電量販店でもプロテインを買える。しかしポイント還元分を含めたとしても、定価が2倍も違えば通販格安品にかなわない。

消費サイクルが早ければ保存料は不要

あえて高級品を選ぶとしたら、ジェネリックより定評のある先発医薬品が好ましいという理由しかない。

「未知のリスクが少ない」という予防的な意識による。今の懐具合では、そこまで気にしていられない。

プロテインを毎日2回飲むようにしたら、毎月1.5kgぐらいはコンスタントに消費する。

消費が早いから人工的な保存料はいらない。生ものでもないので多少まとめ買いして半年かけて使い切っても問題ない気がする。

フレーバーは香料・甘味料による幻想

ココアやピーチ、バニラにチョコといったフレーバーが選べるのはプロテインの楽しみでもある。

格安メーカーは味覚の多様性で大手ブランドと差別化を図りたいらしい。アルプロンにもキャラメルやチーズケーキといった、変わったフレーバーがラインナップされている。

ただし味覚が追加されると価格は200円くらいアップしてしまう。また甘味料や香料、デキストリンといった添加物もどっさり追加される。

プロテインに果汁やケーキが直接含まれるわけはない。ほとんど香料と砂糖によって演出されたまやかしだ。

BIG WHEYのストロベリーショートケーキ味

BIG WHEYのストロベリーショートケーキ味

昔はいろいろな味を試すのが楽しみだったが、今は余計な毒素にしか思えなくなった。

プレーンタイプにサプリを混ぜる

粗食派としてはプロテインもプレーン・ナチュラル風味に限る。

水ではなく牛乳と混ぜれば甘さは補える。普通の牛乳より低脂肪乳を選べば脂質の摂取もセーブできる。

たまには気分転換に無調整豆乳を使うこともある。牛乳も豆乳もタンパク質を豊富に含んでいるので、プロテインとの相乗効果が得られる。

プロテインを混ぜる

ホエイプロテイン+低脂肪乳

それでも甘味が足りなければ、無添加タイプにミロや砂糖入りの青汁粉末をミックスした方が、まだ健康的でないかと思う。ベースがほとんど無味だから、きな粉でも黒ごまでも、いろんなサプリと混ぜてアレンジすることができる。

この方が気分に応じて自分で甘さをコントロールできる。いつもより疲労やストレスを感じるときはミロを多めに混ぜ、寝る前は何も入れずに砂糖なしで済ませたりできる。

ときには豪勢にミロと青汁を両方混ぜてみたりする。緑色の見た目はまるで抹茶のお菓子。

プロテインとミロと青汁

ホエイプロテイン+ミロ+青汁+低脂肪乳

ココア味のザバスなどより、青汁プロテインの方がよほど滋養があって、しかも素朴においしい気がする。

無添加プロテインは溶けにくい

アルプロンの溶け具合や味は、無添加タイプとして予想どおりだった。

数年前に常用していた第一世代の格安プロテイン、ボディウィングのナチュラル味とほぼ同じ。ここ3年くらいで数百円、もうひと回りプロテインの相場が値下がりした印象だ。

今回試した3つの製品は、いずれも計量用のスプーンが付属していた。ただしパウダーの中に埋もれているので、最初の開封時は探すのに苦労する。

アルプロンのプロテイン開封時

アルプロンを開封した状態

近頃はプロテインを混ぜるのにシェーカーを使わなくなってしまった。

ふたに付いた成分を洗うのがもったいなく、毎回舌で舐め回すのが面倒。多少ダマになっても腹に収まれば変わりない。

無添加/調整ココアとの共通点

アルプロンは正真正銘の無添加だけあって、普通に牛乳と混ぜても完全に溶け切らない。

スプーンの背でコップの内面にこすりつけ、辛抱強く100回くらいかき混ぜてもしぶとく固形分が残る。

溶けにくい無添加プロテイン

アルプロンを低脂肪乳に混ぜた後

これは無添加の純ココアをお湯に溶かすのと同じ現象だ。それに比べれば森永の調整ミルクココアはスムーズに溶けすぎて逆にこわい。

最終的にスプーンのまわりに固着した粉末成分を、舌でこそぎ落す形になる。プロテインのパウダーを直接口に入れても、むせる程ではない。

むしろ多少固まりの部分が残っていた方が、食感の変化を楽しめる。粗挽きプロテインという感じだ。

リミテストWPC PUREプレーン

続いて試したのはリミテストの同じく無添加タイプ。

こちらは税込1,730円で買えた。アルプロンと同じく国内製造や工場直販とうたっているが、パッケージ裏面に書かれた原産国はやはりアメリカだ。

リミテストの成分表

リミテストの成分表

こちらも人工甘味料や香料・保存料不使用で本物の無添加。原材料名は「ホエイたんぱく濃縮物(乳成分を含む)」と書かれており、アルプロンと酷似している。

いつもどおりローファットの低脂肪牛乳に混ぜると、味も溶けやすさもほとんどアルプロンと一緒だった。目隠しして飲まされても、おそらく違いはわからない。

リミテストのプロテイン

よく見るとリミテストのパッケージにはアルプロンと同じ、WPCと書かれている。Whey Protein Concentrate(ホエイプロテイン濃縮物)の略だと思うが、実は中身も同じだったりするのだろうか。

強いてリミテストの特徴を挙げるとすれば、袋が横長で安定しているため、中身が減っても倒れにくい点だ。

その代りずんぐりしたパッケージが収納に場所をとる。大量購入すると置場に困ることになる。

バルクスポーツのホエイ・ナチュラル

3つ目に選んだのはバルクスポーツ。以前ここのBIG WHEYを愛飲していたが、今はWheyと書かれたさらに安い商品が出回っている。

同じくナチュラル味で購入価格は1kg1,750円。いずれの商品も時期によって数100円くらい価格が変動するようだ。

バルクスポーツも他と同じく甘味料・合成香料・着色料無添加と説明されていたが、実は余計な成分がひとつだけ含まれていた。

バルク・ホエイの成分表

バルク・ホエイの成分表

裏面に書かれている原材料名は、濃縮ホエイたんぱく(乳成分を含む)に加えて乳化剤。大豆由来ということで、中身はレシチンを主成分とするリン脂質だろう。

アメリカ製造だが国産という謎

またバルクのホエイは国内製造でなくアメリカ製造。ただしパッケージの欄外には国産かつMANUFACTURED IN JAPANと記載されていたりする。

ウェブでは「健康食品GMP審査認定を受けた工場」と説明されているが、「GMP: Good Manufacturing Practice(適正製造規範)」というのがどの程度信頼性のある指標なのかは、よくわからない。

もうひとつTSP(True, Safe, Pure)というマークが表についていて、こちらは「ドーピング禁止成分を含まない」という意味。さらに原料の原産地やラベル表示の正確さがTRUEである証明らしい。

大豆由来の乳化剤に関する是非

いろいろ能書きが追加されているが、バルクスポーツに乳化剤が添加されていることに変わりはない。

大豆由来という触れ込みだが、遺伝子組み換えされたものでないかどうかは怪しい。米国製造をうたっているなら、なおさらだ。

バルク・ホエイを混ぜる前

バルク・ホエイを混ぜる前

大豆レシチンは必須脂肪酸でコレステロールを含まないため、むしろ体に良いサプリともいえる。油脂や砂糖を原料とするグリセリン/ショ糖脂肪酸エステルよりはましかもしれない。

バルク・ホエイを混ぜる後

バルク・ホエイを混ぜた後(ほぼ完全に溶ける)

ただしプロテインに添加されている目的はおもに消泡・界面活性剤としての効果だろう。ほかの完全無添加プロテインより異様に溶けやすく、不気味な印象を受ける。

多少ダマになった方がおいしい仮説

バルクスポーツの舌触りは妙にネットリして、明らかに違和感を覚える。うまいかどうかという観点から見ても、アルプロンやリミテストが勝っているように思う。

乳化剤なしのホエイプロテインでも、ソイプロテインよりはずっと溶けやすい。そしてシェーカーなしで混ぜるとできる団子状の固形分が、長らく常飲しているとクセになってしまった。

ダマになったプロテイン

ダマになった無添加アルプロン

牛乳にヌルヌル溶けて団子のできないバルク・ホエイでは、何となく物足りない。

「溶けやすさ」よりもむしろ「練りやすさ」を追求して、すいとんのようなモチモチ食感のプロテインは出てこないだろうか。

まとめ買いするとかえって高くなる

次にまとめ買いするとしたら、おそらくアルプロンかリミテストをリピートするだろう。

ほかにもHIGH CLEARなど税込1,700円を切る激安プロテインを見つけたので、新たに試したらレビューしてみたい。

他社製品に比べると、アルプロンはAmazonで最大10個までまとめ買いできるのも特徴だ。ただし数が増えるほど逆に値上がりしたりするので、意味が良くわからない。

2020年3月29日の時点では、ドイツ産タイプを10個セットで買うと1個あたり1,650円になって最安。しかし1kg単位で買っても1,680円なので、価格差はたった30円しかない。

プロテインをまとめ買いすると収納場所に困るうえ、長期保存で中身の劣化も気になる。特に保存料不使用の無添加タイプなら、1キロ単位でその都度補充する方が安全かもしれない。

10個もまとめ買いするならそれなりのプレミアムが提供されてもいい気がする。しかしたいして価格が違わないのが、プロテイン業界の不思議な現象だ。

不景気でプロテインは値上がりするか?

また1年も経てば新たな商品が出現して、熾烈な価格競争が繰り広げられるのだろう。

毎回Amazonで最安品を探すのは面倒なので、1kg100円以内の価格差なら気に入ったアルプロンを追加購入したい気もする。

筋トレブームと好景気は正相関の関係にあるという。コロナショックの後で世界経済が長期低迷するとしたら、スポーツジムに入会したりパーソナルトレーニングを受けたりする余裕はなくなる。

これから筋トレマーケットが縮小してプロテインも値上がりしないか、気になるところだ。

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